JTTAニュース 平成2年度 第2回理事会議事録
(C)日本卓球協会
全体の要約(概要)
1990年5月〜6月にかけて行われた日本卓球協会の理事会・常務理事会では、国際交流(特に日中友好都市卓球カーニバルやアジア大会)、選手強化計画、資金・補助金制度、そして市民スポーツ振興など多岐にわたる議題が討議された。
荻村伊智朗国際卓球連盟会長のもと、日中交流強化・行政支援の拡充・若手育成が重点テーマとなった。
主な議題
・中日友好都市卓球カーニバルの実施調整
・行政支援・助成金制度の改善
・1992年バルセロナ五輪および1991年世界選手権への準備
・強化合宿や代表選手団派遣の計画
・「JOCスポーツカード」制度による財政基盤強化
・日中両国での協力事業・文化交流の推進
・NHK杯、国際審判資格試験、ドーピングテストの実施方針
荻村国際卓球連盟会長 発言
・「卓球は市民交流と国際友好の架け橋になるスポーツ」
・「行政や企業の支援を得て日本卓球の基盤を広げたい」
・「中国・アジアとの協力を通じて卓球の未来を創る」
最終的には、国際大会への積極参加、育成・強化体制の強化、そして卓球を通じた国際理解の推進方針を確認して閉会した。