日中友好卓球研究会 通信会員募集

【編集部注】

本資料は、1985年から2年間にわたり東京・三鷹市の国際卓球会館で開催された「日中友好卓球研究会」の通信会員募集記事です。

日中友好の増進、中国の指導技術の日本への移転、共同研究による卓球理論の向上など、研究会の目的と具体的な活動内容が記されています。

 

◆日中友好卓球研究会 通信会員募集

5年後のオリンピックまでに、どうしても日本の卓球の強さを中国なみに引き上げなければなりません。

中国だけがなぜ水準が高く、1、2の選手を除いて日本の水準はなぜ低いのでしょうか? もし、それが指導技術水準の違いだとしたら……。急速な技術移転によって、その差を詰めなければならないのではないでしょうか?

〈目的〉

日中友好の増進、世界選手権征覇の中国指導技術の急速な移転、共同研究による日中卓球理論の向上、中国指導者の日本の大学などで研修、などを目的として、日本卓球協会、中国卓球協会、荻村商事株式会社、日本大学、青卓会、武蔵野ライオンズクラブ、他各界のご協力を得て、日中友好卓球研究会を、2年間にわたり開催することになりました。

〈スタッフ〉

お迎えする中国の指導者は、李富栄、荘則棟、胡玉蘭、李莉、鄭懐頴、騰義ら多数の選手を育てた、北京チーム・ヘッドコーチ岑淮光氏と、卜啓娟、曹燕華、倪夏蓮、その他多数の名選手を育てた、上海チームヘッドコーチ楊瑞華氏のお二方、それにスポーツ畑の通訳として現役中の第一人者ともいわれる李友林氏のお三方です。

 

中国指導者は、昼間は研修等のかたわら、夕方から1週間は5回程度の卓球教室(6人一組)を開催し、少年少女、婦人グループリーダー、一般選手(大学、社会人の日本代表級の選手及びその指導者を含む)などの“実験生徒”を対象に、2年間の指導を行います。

〈通信会員〉

技術移転の目的を達成するためには、少数の受講者が、中国の指導の精華にふれるだけでは不十分です。

全国に通信によって毎週の指導内容や、討論内容、そして、試行した結果、などをお伝えし、同時進行的に自チームでの練習の参考に活かしていただくため、通信会員制度を設け、2年間に81回のニューズレターを発行することにいたしました。

これによって、数々の世界チャンピオンを生み、これからも生み続けるであろう中国卓球のノウハウを急速に日本へ移転し、日本の伝統的なものに加えていただければ、必ずや近い将来、中国を上まわる選手が日本から誕生するものと存じます。

 

なお、ご希望の方には、ニューズレター第1号を無料で差し上げますので、ハガキでお申込み下さい。

日中友好卓球研究会募集

ザ・ビッグデー国際卓球会館3

国際卓球会館内で子どもの指導にあたる楊瑞華氏

 

日中友好卓球研究会『ニューズレター』より「私の中の中国卓球」1985年

TBS系列「ザ・ビッグデー」撮影風景 国際卓球会館 24/05/1985

日中友好卓球研究会『ニューズレター』より 「なぜ中国コーチなのか」1985年 荻村伊智朗

Translation

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