『捨て身の強さは“この一手しかない”という明快な決断の強さであり、退くことを知らない背水の陣の強さである』荻村伊智朗語録 1972年4月

心に二の矢はつがえまい

藤井戦での“この一番”にすべてをかけた捨て身の心境は、世界選手権まで続き、われながら思い切りのよい勝負に終始した。

捨て身の強さは“この一手しかない”という明快な決断の強さであり、退くことを知らない背水の陣の強さである。

荻村伊智朗

 

卓球ジャーナル 1972年4月号「発行人から」より

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